先日SPレコードの話しましが
昨日工房でNHKのラジオを聞いてると
たまたまSPレコードの特集で気づくのが遅く、
3時を過ぎて途中から聞いていました。
聴きたいと願ったのはカザルスの無伴奏チェロ組曲で、
期待通り3番のアルマンドでしたが、放送されました。
先日の話はSPを探してニューヨークからバッファローを経てトロント、
トロントからボストン、ニューイングランド地方を経てニューヨークへと、
このコースはアンテックショップが多い地方で、
アンテックショップ、中古レコード店を見かける度に立ち寄って探したのは
カザルスの無伴奏チェロ組曲でした。
しかし一枚も見つかりませんでした。
カザルスのSPで辛うじて買えたのは
ブルッフのコル・ニドライだけでした。(※見つけて買ったのは友人の方でしたが
探し物が見つからなかった私を哀れんだ友人が帰国する直前に、
荷造りしている私へ、これは君にやるとくれたものです。)
結局、私の所有するカザルスのレコードはSPの復刻盤とCDです。
小さいラジオの音でしたが
その雰囲気は十分伝わってきました。
カザルスのSPを探し回った旅のことを思い出していました。
帰国して、その事を東京のM先生に話すと
「そういうのはやっぱり東京ですよ、
東京というところは金さえ出せば大概の物は
手に入ります。」と・・・・
そこで 神保町の古書センターのFレコードへ行ってみると
やっぱり カザルスのSP、バッハ無伴奏チェロ組曲が数枚ありました。
1枚が8千円から1万5千円(コンデションの良し悪しで差が)
探し回ったことを思うと愕然としました。
しかし買いませんでした。
SPプレイヤーは(針も)持っています。
http://www.nhk.or.jp/gogomari-blog/165247.html
http://www3.nhk.or.jp/netradio/
http://www.nhk.or.jp/gogomari-blog/2013/08/20/