2017/11/09

2017作品「時間の肖像Ⅵ」組み立てる

「時間の肖像Ⅵ」作品の組み立て
針が無い時計・・
文字盤が無い時計は過去・・
針が動いて 
生きている時計はもうひとつだけ、それが今。
秒針が刻んでいるのは残っている時間 


この作品に込めた想い・・

私が その言葉を知りながら 日々真面目に考えて 
そう生きたかといえば そうではなかったけど
身近な人との死別を多く経験するようになると余計に思うこと。
親鸞聖人が師だった法然上人との死別の際の悲しみを詠まれた歌で・・。
「会者定離ありとはかねて 聞きしかど 昨日今日とは思わざりけり」
今の命も何時終わるか分からない。今日かもしれない
法然上人は 「別れをそう嘆くな・・・」といったそうで。