2014/07/21

2014年南日本美術展へ出品 「時間の肖像Ⅱ」


イメージ画像
           ※人の背丈の高さ

提出した書類       この陶芸としての作品について


 土のままの造形なら そのうち崩壊するかもというイメージを
 持たせやすいのですが、公募展に出品するとなれば そうもいかないので
 土の持つやわらかい持ち味を壊さないように900度~1000度で焼きます。

 焼き上がりの色艶で作品の出来不出来をいうのではないので
 絞り込んでモノカラーとしての黒陶とする

 釉薬による色艶を排することで本来の焼き物の良さ、美しさというものより
 この造形のもつ意味のいつか崩壊する時間というテーマを感じて
 もらいやすいのではと考える

 焼くという行為は土の形を固定化するためだけの目的。

 造形はすべてロクロを使う・・・・
 粘土を有機的な柔らかい形を作ろうと思えばロクロが向いている


9月10日南日本新聞

※空間造形部門は最大3メートル立法の空間を埋める大作になるので出品者も少ない。