
※篠原さんとの出会いは、お世話になっていたバージニアの大学のH教授が、「篠原って画家知っていますか?
日本に帰る前に是非彼に会っておきなさい、ニューヨークの大学で卒論の対象になっているくらいで興味深いものがあります。知り合いなので紹介します。訪ねていく際は片手に酒のボトルを提げて行けば歓迎されます。
ということで、80年代最も治安の悪かった頃、ニューヨークの篠原さんのアトリエを訪ねました。
日本からテレビや雑誌の取材が来ていて酒盛りの最中で、・・・
夜遅くまで続いた宴も終わり私だけが残りました。「君、誰?」と
「H先生から連絡が届いている筈ですが」「あ・・そうだったっけ」
なんといい加減な・・・・・・
これが始まりでした。
取材の為の制作で追われていた篠原さんの手伝いをすることになりしばらく滞在、
夜な夜な美術について語り明かしました。・・・